8ヶ月の育休を取る話
Autify で Senior Software Engineer をしています。
この度、2022年12月から8ヶ月間の育休を取りました。
なぜ長期育休を取ったのか
- 家族との時間が欲しかったため。子供はとても可愛いです。可能な限りお世話したくなります。
- 妻一人での育児大変そうなため。いくら可愛いとはいえ、一日中つきっきりでお世話していると大分精神に来ます。育休を取る前は基本的に妻が一人で面倒をみていて、週末や自分の隙間時間にちょっとお世話をする程度でした。一番大変なのは夜泣きのお世話で、私は金曜・土曜の夜、それ以外は妻が担当していました。夜泣きが激しいときはだいぶしんどそうでした。
- 仕事を休んでみたくなったため。思えばこんなに長期の休みを取ることは今までありませんでした。少し疲れているのもあり、仕事から離れて長めの休みを取るのも悪くないのではないかと思いました。
- 自分の時間の確保のため。仕事した後に子供のお世話だと、平日はほぼ自分の時間はありません。
育休を取るにあたり不安だった点とその対処法
- 収入。育休中は収入がガクッと減ります。国から育児休業給付金がもらえますが、普段の稼ぎの半分以下*1になります。家計的にはマイナスにはならないものの、大分影響は大きそうでした。幸い、会社から3ヶ月間は給与との同額*2が給付されるため、大分助かりました。国からの育児休業給付金は雇用保険から出ているため、12月まで育休を取るのを待たなくてはいけませんでした*3。
- キャリア。プログラミングの腕がなまらないか心配です。この際、競技プログラミングに手を出して見ようかと思っています。今まで使ったことがない言語でやってみようかと思っています。またいい機会なので Computer Science と英語を勉強したいと思います。更に余裕があれば副業を少しだけやろうと思っています*4。
- 仕事。3ヶ月くらい前までは、自分しか知らない部分が結構あり抜けたときの影響が心配でした。しかし、新しく入社してくれた方がものすごく優秀で、ペアプロしながらの引き継ぎ、ドキュメントの更新等により、自信を持って休暇に入れました。職場は育休自体にはすごく理解があり、育休を取ること自体で反対の反応などをもらうことは全くありませんでした*5。
実際取ってみてどうか
2022年12月12日時点で育休を取ってから1週間ほどでの感想です。
- とても良いです。子供のニコニコ顔が見れて幸せです。家族で毎日お散歩しています。
- 妻の負担もだいぶ減ったようです。夜当番も一日交代にしたので、睡眠時間もより多く確保できるようになっていました。
- 自分の時間は思った以上にできませんが、仕事をしていたときよりは圧倒的に余裕があります。
- 両手が空く時間は少ないので、大半は抱っこしながらになります。右手だけでできるゲームか、ウェブサイト、書見台をつかっての読書などができます。現在は、勉強系だと『英語のハノン』、SICP、ゲームだと Across the Obelisk 、Alina of the Arena などをやっています。ただ、進捗は芳しく無く想定よりも遅いペースですが、コツコツとやっています。今後はCSについてはこのリストをやっていくのと、本を数万円分買った*6のでそれを読み進めようと思っています。英語については『英語のハノンシ』リーズの他、English Grammar In Use や単語やコロケーションなどをやるつもりです。
- 格闘技のジムにほぼ毎日通っています。ジムに通う前から比べると、4ヶ月で7キロ体重がへりました。筋トレがソフトウェアエンジニアのトレンドになっていましたが、次は格闘技がくるのではないでしょうか?MMAだと怪我のリスク*7がありますがキックボクシングならあっても打撲くらい*8なので仕事にも影響はないと思います。普通のジムでの筋トレはつまらなくてやめてしまったのですが、こちらは継続して通えています。
子育てで便利だったもの
意外と便利だったものを紹介
- アクアクララ。ウォーターサーバです。熱湯が一瞬で出るのがすごい便利です。特に夜泣き時にすぐにミルクを用意できます。これを使う前は私一人だけでミルクの対応する場合は時間がかかり*9、その間子供はギャン泣きしてしまいかわいそうでした。
- ネムリラ。電動ゆりかごです。ご飯時でもぐずってしまう時など、これに入れてあげると落ち着くことがあります。赤ちゃんによって相性があるそうです。お店で買うよりAmazonで買うほうがです*10。
今後
育休はまだ始まったばかりです。現在は本当に取って良かったと思います。
取り終わった後、また振り返れればと思います。